STEM CELLS
ヒト脂肪由来間葉系幹細胞
ヒト脂肪由来間葉系幹細胞
幹細胞を用いる再生医療は、厚生労働省が認めた特定認定再生医療等委員会で厳しく審査されます。
A CLINIC銀座では、第2種再生医療に対し、特定認定再生医療等委員会の意見の元、再生医療等提供計画を厚生労働大臣に提出し、関東信越厚生局に届出を行い平成30年12月14日より自己脂肪由来間葉系幹細胞を用いた肝障害の治療を開始しました。
「再生医療等提供機関一覧」(厚生労働省)
人間の成長は20歳頃にピークを迎え、30歳以降は加齢により生体機能(一代謝・神経系・免疫力・骨格筋力・各臓器)が低下します。 老化は誰にでも平等に訪れる現象ですが、誰もがそれを快く受け入れられるとは限りません。これから長く続く人生を元気に過ごしたいと願う方にとっては辛い現象でもあるのです。 老化を感じる瞬間には、以下のものが挙げられます。
自身でイメージした身体の状態と現実にズレが生じ、不自由だと感じることが「加齢」の始まりと言われています。また、上記の症状は、肝機能の低下によって引き起こされている可能性もあるのです。
加齢による肝臓への主な影響
肝臓は歳を重ねることでサイズが小さくなり、色も茶色く、血流量も減少します。その他にも、薬物や毒物の分解力が落ちるため、薬が効きすぎてしまうといった影響が見られます。 また、肝臓の機能が低下することでアルコールを分解スピードが落ちるため「お酒が弱くなった」と感じる方も多いのです。
私たちの身体の中には、失われた細胞を再び生み出して補充する能力が備わっています。 細胞寿命が短い皮膚や血液も、細胞が絶えず入れ替わり続けることで組織を保っているのです。こうした能力を持つ細胞を「幹細胞」と呼びます。身体の修復や再生を行う幹細胞は、年齢を重ねる事に減少します。幹細胞が減少すると、組織の修復が間に合わず先ほど記したような老化現象として現れるのです。そこで、自己細胞由来間葉系幹細胞を利用し、減少した自身の幹細胞を補うことで、傷ついた部分や老化した部分を補修し、身体全体の若返り・健康維持を行います。
幹細胞の種類
消えた細胞の代わりを造り続ける「組織幹細胞」
組織幹細胞は血をつくる造血幹細胞であれば血液系の細胞、神経系をつくる神経細胞であれば神経系の細胞のみ、と役割が決まっています。
どんな細胞でもつくり出せる「多機能性幹細胞」
ES細胞(胚性幹細胞)やiPS細胞などの多機能性幹細胞は、私たちの身体の細胞であればどのような細胞でも作りだすことができます。
多機能性幹細胞のひとつで、当クリニックで扱う「間葉系幹細胞」は中胚葉系の脂肪細胞、軟骨細胞、骨芽細胞、筋細胞などだけではなく内胚葉系の内臓組織や外胚葉系の神経などの細胞にも分化する能力を持つことがわかっています。当院ではこうした幹細胞の性質を利用し、細胞そのものを補うことで加齢に伴う不調を改善する「再生医療」に取り組んでおります。
自己脂肪由来間葉系幹細胞点滴では、ご自身の脂肪細胞を採取した後、専用の施設で培養を行い、点滴で投与します。 患者様の幹細胞を増殖・活性化させて体内に戻し、細胞の組織修復を促します。ひとり一人にあわせた最適な状態の細胞を、1回の投与で約5,000万個〜1億個(培養状況による)投与します。
適応
加齢による身体の不調・肝障害の治療
施術の流れ
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